最近iPhoneSEの画面交換の依頼が出てきたので当店でも導入しました。
iPhone12シリーズが出て以降トラブルの絶えない第三者製造の画面を使った交換。当店でもお客様に満足していただけるかが悩みでした。
iPhone8とiPhoneSE2と画面の種類が全く違う
準備する画面はiPhone8やiPhoneSE2との下位互換はあるものの仕入れ価格が少しお高いです。
画面のほかに、シールが必要になり、背面に取り付けます。
今回持ち込まれたiPhoneは、画面が勝手に動く現象が起こっており、1時間後に使えるようになるものです。
このようになっているときは、分解の承諾を口頭でお客様の許可を頂き、バッテリーを外すところまでは先に作業をして、修理説明をします。
画面を外す作業をしていると、いつもなら1枚の大きな金属プレートが画面に貼り合わせているのですが、上と下に金属で補強しているような金具が2枚になっています。
バッテリーのデザインも控えめですね。
金属プレートはあとで取り付けるのが面倒でした。
いつもと勝手が違う点として、シールを貼る作業があります。グラフェンシートという名前で、放熱の効果があるみたいです。問屋さん曰く、まだ取り扱っているところが国内で1か所だけなので、2022年末の段階では使わない業者さんが多いのではといっていました。
これを使わないと画面の熱補暴走が起こりタッチが勝手に反応したり、タッチが反応しなくなったり、表示しなくなったりするそうです。
良い修理店は、修理前に画面と画面の裏に張り付けるシールを事前に見せると思いますので参考にしてください。
iPhoneSE3はiPhone8対応の環境光修復機が使えます。
写真をみてお分かりかもしれませんが、インセル画面ではないです。
操作性はインセルと同じで明るいということが特徴です。ただし、画面をOFFにすると格安画面の様に液晶部が青っぽく反射します。
インセルと比較し、故障が少ないという特徴もあり、問屋さん曰く独立系修理プロバイダの保管方法、組み立てならほとんど出ないのではといっていました。
画面交換後は
画面交換後は、タッチが勝手に反応していたこともあり、パスコードの使える時間待ちです。
この段階で、環境光修復して効果が出ているということがわかります。後日、TrueTone表示していました。
iPhoneSE3はグラフェンシートというものを画面に貼り合わせる必要がありますので、導入しているのかということをお客様自身の目で確かめてください。
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