最近は、iPhone11の画面破損が増えています。TrueToneディスプレーを採用しているため、画面交換では最大限に生かす工程も重要になってきます
変わった黒いシミの入り方をしている画面破損
私も長いこと修理しています。この黒いシミの入り方は初めて見たかもしれません
それくらいレアなケースです
画面には、TrueToneの設定があります
確認したところ、初めての画面破損でした
画面を外して交換すれば
修理完了です
多くの第三者修理店ではやっていない
重要な作業も残っています
最近の画面はインセルが中心
当店の修理ではおなじみの
環境光修復というものです
ホームボタンの無いiPhoneは全てこの作業ができます
第三者製造のディスプレーも
一応、TrueToneディスプレーになっています
画面の種類も
第三者製造のインセル方式のものが主流です
この画面は、
破損すると
Apple正規のTrueToneディスプレーと同じような破損をします
今回使った画面は再生画面でした
明るさを重視するのでしたら
再生画面がお勧めです
Apple正規品には勝てませんが
第三者製造の画面よりも明るいです
TrueToneを有効にすることにより
色彩がApple正規品に近い状態になります
ほとんどのお店では
たとえ再生画面を使っても
環境光修復という工程が無いため
青白っぽい色になります
今回の修理のものではありませんが
TrueToneが消えてしまうと
色彩は青っぽくなります
この補正のため、データーをパソコンを用い
解析をわこなうことで戻すことも可能です
撮影には色彩補正しないモードで撮影すると
白っぽく映る画面は
全て品質の劣る第三者製造のものになります
色々な意味での"高品質"がありますが
インセルタイプを超えることはできません
ホームボタンの無いタイプは
全て"高品質"のものになると思います
ただし、iPhone11の画面交換をすると
対策された第三者製造の画面もありますが
偽物というメッセージが出ます
再生画面でも出るのですが
個人的には、再生画面のファームウェアが古いと出るのではと思っています
今後、新しいバージョンの破損した画面が再生され
メッセージはなくなるものと思っています
店長より
Appleが正規ディスプレーやバッテリーを推奨するようにメッセージが出るようになってきました。独立系修理プロバイダサービスになればこういう心配はなくなると思うのですが日本では、普及していないようですね。最低限の工程をしている第三者修理店をお客様自身が見つけることが大切ではないでしょうか。
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