iPhoneXS、iPhoneXR、iPhoneXS MAX以降発売された機種でバッテリー交換を行った後に「不明な部品」と表示され、バッテリーの残量が表示されない現象が起こります。
ほかのiPhoneの中古の純正バッテリーを交換しても起こる現象です。
この現象を回避する方法として、
店頭でバッテリー交換する場合は
・アップルストアーに持ち込む
・正規サービスプロバイダに持ち込む
・独立系修理プロバイダに持ち込む
の3種類があります。
その他に、アップル修理サービスに出して1週間程度預ける方法もあります。
独立系修理プロバイダであれば、第三者製造の部品が混入(街の修理屋さんで修理した部品)していても修理可能となっております
※独立系修理プロバイダは、GoogleMAPで検索すると比較的探しやすいです。
修理前のiPhoneの画面です
バッテリー交換前はサービスと表記されています。
サービスを押すと、
バッテリー交換メッセージと最大容量75%の表記がされています。
この状態では、連続使用時間が短く感じると思います。
4年以上iPhoneXSをご利用ということなので、交換の時期といってもよいでしょう。
今回写真には含まれておりませんが、外部スピーカーも入ります。
多くの修理店では、外部スピーカーを取らずに修理できていれば、
修理後の水の侵入をある程度防ぐ効果は変わらないと思います。
外部スピーカーを外してしまうと、水の侵入がしやすくなるので注意してご利用ください。
バッテリーを交換してみます。
iPhoneXSのバッテリーには、カバーが取り付けられており、
圧着するために適度な強さを加えるためなのかなと思います。
画面とフレームを貼り合わせるシールです。
純正部品名は「粘着テープ」という名前です。
多くの第三者修理店では、「防水」とつけていますが、純正部品は防水機能はございません。
画面を交換して、テスト動作をします
アクティベーションを行わないと、不明な部品という文字は消えません。
「不明な部品」をタップします
iPhoneXSは純正バッテリーを取り付けただけけでは社外部品扱いされます。
少し充電をしてからアクティベーションをします。
この様子は公表できないのでご了承ください。
新しいバッテリーのシリアル情報をアップルのデーターベースに入力して
本体の情報のアクティベーションを行いました。
最大容量が100%になり、社外部品が入っているメッセージも消えました。
不明な部品のメッセージが「バッテリーの状態」に戻りました。
この後、アップルの指導に基づき検査をして引き渡しになります。
この作業は、どこにでもある街の修理屋さんがアップルへ純正部品の取扱いを申請すればできることです。
注意として、当店ではバッテリー交換で起こったことはございませんが、稀に初期化しないとこの状態にならないこともあるらしいので、事前にバックアップを取ることを推奨します。
正規店、サービスプロバイダ、正規修理サービスでは初期化を求められることがあります。
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