持ち込みしたときは
「iOSのアップグレールドができなくなったので」ということでした。
当店で
「iTunesでアップグレードできます」
と教えてあげたのですが、
「最大容量が80%になってバッテリーの交換をすることを勧めるメッセージが出て街の修理屋さんにいったらかえって利用時間が短くなってしまったので」
という回答でした。
10か月も使っていないバッテリーでしたので逆算すると、「iPhone11は社外バッテリーは良くない」と、ここのブログでよく言っていたことなので、そこのグループの落ち度かなと思います。独立系修理プロバイダも存在し、正規サービスプロバイダもあったのでなぜそちらを勧めなかったのが疑問です。
バッテリーの状態を見ると「不明な部品」と出ています。
この説明はあったそうです。
ちょっとLineを使っただけでもこの減り方は良くないです。
分解してみるとよく見るバッテリーです
よく見かける印刷です。
以前修理したところは指紋も残さず丁寧な修理でした。だけど、フランチャイズで部品管理しているところで総務省に登録しているはずなのに違和感
・技適シールが貼られていない
・バッテリーに自社ブランドが印字されていない
正直なところ、消費生活センター案件です。
純正バッテリーは、灰色のカバーついていてリンゴのマークは確認できません。このカバーは、バッテリーをフレームに圧着する際に必要な厚みがあるためです。
バッテリー交換後の様子です。社外バッテリーは取り外した痕跡があります。
アップル社はバッテリー発売元なので社外バッテリーであっても回収義務があります。
バッテリー交換後はアクティベーションをして終了です。
「不明な部品」は消えています
最大容量が100%と表示されています。
これで、このiPhoneは全て純正部品で構成されているためアップルの修理対象に戻り、実費になりますがサービスを受ける状態になりました。
あとがき
iPhone11シリーズ以降のバッテリー交換は、最大容量75%ぐらいのもので新品のバッテリー相当と思ってください。国内の修理店で扱われているバッテリーは、社外品としては高品質なものが多くばらつきはあまりありません。どこで修理しても同じなので保証のしっかりしているところでやってください。
使用時間が短くなったと思ったときは保証対象になりますので、保証書を持って交換してもらいましょう。フランチャイズによっては初期不良交換回数無制限なところもあります。
たたし、アップルでの修理資格がなくなり最大容量80%以上で交換希望の方は、
googleMAPで「独立系修理プロバイダ」と調べるか
検索で「独立系修理プロバイダ 都道府県名」で調べてください。
全て純正品で構成されている方は、正規サービスをご利用ください。
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