iPhoneXSのバッテリーを交換してしまうと、最大容量が表示されなくなります。このデメリットは、中古買取の査定にも大きく響き、2023年ころより買取不可判定になることも多いようです。
最大容量が75%のバッテリーです。
ここまで劣化していると、社外バッテリーをつけても多少の交換した後のパフォーマンスを得られるのかもしれませんが、微妙な立ち位置になります。
ここでのお客様への説明としては、
社外バッテリーを交換すると
・バッテリー交換後のパフォーマンスがあまり変わらないかもしれないということ
・社外バッテリーは最大容量が表示されなくなり中古で売る時は買取されないことがある
この2点を説明します。
交換後は、たとえ純正バッテリーであってもアクティべージョンが必要なことも説明します。
iPhoneX以降のバッテリーは、社外品はどこでもほぼ性能は同じなのですが、純正バッテリーとの格差が大きすぎるということを実感しております。
パーツへの知識の豊富な修理屋さんほど、バッテリー交換を断るケースが増えているそうです。「最大容量70%以下になるまでは推奨できません」という回答をするそうです。
iPhoneXSの正規純正バッテリーは、圧着をするときの加圧が少し強くなるため鼠色のカバーがあります。このカバーの無いリンゴのマークの付いたバッテリーを店頭で見せられた時は、中古バッテリーになります。中古バッテリーはアクティベーションできません。
バッテリーを交換しただけでは、
最大容量が表示されず、社外部品扱いされます。
中古で買い取る業者さんも、この画面のチェックをするそうです。また携帯ショップでもこの画面をチェックするそうです。
独列系修理プロバイダでは、新旧のバッテリーのシリアル番号を入力してアクティベーションをかけます。
その結果です
最大容量が100%と表示され、不明な部品などのメッセージも消えています。
純正バッテリーなので、新品で購入されたときとほぼ同じパフォーマンスは得られると思います。ただし、購入時と比較しOSのバージョンが上がりアプリケーションの消費電力が増えていると思いますので、完ぺきに同じという表現はできないと思います。
アクティベーションによって街の修理屋さんとは違う状態になったので満足していただきました。
近くに、正規店の様な修理店ができてうれしいといっておりました。
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